佐久間萌子君(97期)が第78回日本産科婦人科学会学術講演会でJSOG Congress Encouragement Awardを受賞
今年5月に開催された第78回日本産科婦人科学会学術講演会において、佐久間萌子君(97期)が “Mechanistic Role of Microbiota-Derived Organic Acids in Peri-Implantation Embryo Development” の演題を発表し、JSOG Congress Encouragement Awardを受賞した。
同君は、生殖器官の共生細菌叢が産生する有機酸に着目し、受精から着床周辺期にかけた胚発生におけるその役割について基礎的検討を行った。本研究では、ヒト腟内細菌由来の有機酸を解析するとともに、着床障害モデルマウスを用いた検討を行い、有機酸の補充によって着床周辺期胚発生が著明に改善することを明らかにした。
本研究は、生殖器官の共生細菌叢が宿主へ及ぼす影響を「ポストバイオティクス」という新たな視点から捉えたものであり、今後の不妊治療や着床障害に対する新規治療法開発につながる可能性を有する成果として注目された。佐久間君は精力的に研究を進めており、その独創性と将来性が高く評価されて今回の受賞となった。今後のさらなる飛躍が期待される。